同会調査によると、2006年度奇形児出産頻度は 1.80%(1999年度の調査では、1.48%)
これは、100人の妊娠に対して、1・8人の奇形児が発生しているということになります。
この現実の中で、子供を産むのは大変な覚悟が要ります。
▼参考 日本産婦人科医会先天異常モニタリング(2008年度)
http://www.icbdsrj.jp/2006data.html
奇形児出生の原因は、もちろん様々ありますが、
農薬、食品添加物の蔓延が大きく影響していることは疑う余地もありません。
人間の体は「入り」と「出」で健康が作られるからです。
人工的・科学的に作られた、毒性の危険性さえあるものが絶えず口から入ってきたら母体の健康を保てなくなることは一目瞭然です。
では、その予防はどのようにしたら良いのでしょう?
今の社会環境の中では、一人一人が「不自然なものを体に入れない」という意識を持つことがとても大切です。
そしてもっとも身近に取組めることは、無農薬で化学肥料も添加物も使用していない農作物を食べることです。
現在、食料の60%は輸入に頼っています。
島国の日本へ、海を越えて食料を運ぶためには、当然保存料などが使用されます。
また、日本と他国では、農薬など危険性のあるものに対しての規制が異なるため、「日本ではダメとされるものが海外からの農作物に含まれている」という危険性があるのです。
できることなら、農作物は自分で無農薬有機栽培するか、無農薬有機栽培のものを買いたいものです。
ところが無農薬有機栽培の農作物は、価格が高い。おおよそですが、慣行農法で作られている農作物と比べて2倍〜3倍程度の価格がします。
そして、身近で入手できる手段がない、という現実もあります。私が住む京都市では、有機野菜を入手できる店舗は非常に限られています。そこで健康を気遣う人の中は、インターネットの安心安全野菜の通販システムを利用しますが、やはり買い物ごとに送料がかさむため、「ちょっと買い」がなかなかできず、多少の不便さがあります。
この問題を解決するためには、3つの側面があると私は考えています。
1つは、需要を作ること。
多くの消費者が「高くても良いものを選びたい」と声高らかに言えば、「需要が多い」ということになり、生産量が増え、市場原理でだんだん価格が下がってきます。
1つは、環境を作ること。
安全安心な農作物を、よりコストを抑えて作るためには、農薬に犯されていないピュアな土壌が必要です。
農薬に犯されていない土壌とはズバリ、耕作放棄農地なのです。
耕作放棄農地を復元し、元気な農地にするのです。そして、大規模に無農薬有機栽培ができるようになれば、農作物の価格は下がってきます。
そして1つは、法改正
誰かが作った農作物を買う必要はありません。自分で作りたい人は自分で作れば良いのです、それが一番安心です。
ですが、今は農地法第三条により、農地取得は厳しく制限されています。
「自分で作って食べたい人は、誰でもそのようにできる」という法律改正が必要です。
女性が安心して赤ちゃんを産める社会にするためにはこの3つが必要です。
みわ・ダッシュ村が運営する農場は、すべて完全無農薬有機栽培で農作物を栽培しています。
一口農場主(消費者株主)の皆さんにお送りする優待は、当社農場で採れた農作物か、当社の栽培方針を満たす契約農家で採れた農作物をお送りしますので、安心して召し上がってください。
みわ・ダッシュ村での活動は、無農薬有機野菜や米の普及に必ずつながると信じています。
そして、奇形児出生の不安がない、安心して赤ちゃんを産める社会につなげていきたいと思っています。
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